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■UPDATE|2009.07.02■

美術の現場検証―4

「あるクロニクル 1993-2009 新聞記者のスクラップ帳から」

前田恭二(読売新聞文化部)X 林道郎(上智大学教授)

「美術の現場検証」シリーズの一環として、今回は、読売新聞文化部の記者であり、美術関係の記事を担当されている前田恭二さんをお招きして、過去15年ほどの美術界の推移とそれがはらむ様々な問題について、現場取材の資料をもとに語っていただきます。

前田さんは、美術記者として稀有な深みと広がりのある仕事をされてきただけではなく、シンポジウムのコーディネーターや展覧会企画などにも積極的に参加され、紙面に表れないところでも意義深い活動をされてきました。その前田さんに、ご自身のスクラップ帳を振り返っていただきながら、1993年以降現在までの美術状況について、存分に語っていただきます。聞き手は林道郎さん(前田さんと林さんは、シンポジウムなどで何度か一緒に活動をされた経緯があります)。対象範囲が広いこともあり、時代変遷をたどるかたちで、来る7月25日(土)に一回目、9月12日(土)に二回目を予定しております。美術界のみならず、新聞というメディアがはらむ問題などについても、話していただけると思います。いつものように、質疑応答にも十分時間をとりますので、皆さん、ふるってご参加ください。以下、前田さんご自身からの予告文です。

1993年から読売新聞文化部に在籍しています。徐々に美術記事を書くようになり、1998年以降はもっぱら美術を担当してきました。短い期間のようで、振り返ると、大なり小なり美術の世界も変わったと感じます。今回は記者として接し、記事を書いてきた幾つかの話題を拾いながら、見えにくい変化、ないしは事後的に見えてくる出来事の意味を探ってみたいと思っています。例えば美術館や画廊地図の変遷、岡本太郎や村上隆の評価、古美術の人気といった話題を取り上げるつもりです。大きくとらえれば、美術という領域をくるむ膜のようなものに幾つもの穴があき、領域内の論理自体も変わってきたと言えるかもしれませんし、そこでのメディアの一員としてのあり方も、おそらく問いに付されることになるでしょう。むろん記者個人の観点を出ない話となりますが、その意味で記者活動そのものを客観的に眺める観点も欠かせません。このため記事を切り貼りしたスクラップ帳をもとに、話を進めたいと思っています。

日程1: 2009年07月25日(土)18:00-20:00頃
日程2: 2009年09月05日(土)18:00-20:00頃 (誤)
日程2: 2009年09月12日(土)18:00-20:00頃 (正)
各参加費 : 1,500円
各回定員 : 30名程度
場所 : A-things
移転先住所:〒180-0004 武蔵野市吉祥寺本町4-6-2 SATOH BLDG. 1F
お申し込み:0422-20-3088 または LTDTOKYO@MAC.COM / A-things 広川 まで


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